今週は、やりたくない仕事がやってきてずっとブルーだったのだが、今日で終わってやれやれだ。
やりたくない仕事ってのは電話。
私は死ぬほどの電話嫌い。
昔、携帯電話が普及し始めた頃は、なんて嫌なものが登場したのだろうと思ったほど。
テレアポとかコールセンターにお勤めの方は、心底尊敬いたしますわ。
気づけば大通公園では雪まつりが始まっていた。
会社の昼休みにちょっと見物に。
電話も嫌だけど、人が多いところも嫌だなあ。
嫌なら行かなきゃいいと言われそうだが、ちょっと外の空気も吸わなきゃね。
ここのところの札幌の冬は暖冬で、昼間はずっとプラスの気温が続いていた。
そのせいか、雪像の裏をのぞき込むと、雪がボロボロ。
あったかいのはいいんだけど、昼間緩んだ雪が夜になって気温がマイナスになるとコッチコチに凍ってしまうわけで。
歩道など朝や夜はデコボコのスケートリンク状態。
歩き辛いったらないね。
さて、その嫌な仕事が終わった金曜の夜。
帰り道に寄った魚屋でしめ鯖とあん肝を買ってきた。
あん肝とはアンコウの肝。
アンコウ鍋に一切れ二切れ入っていたりするのは食べたことがあるが、あん肝として食べるのは初めて。
日本酒の肴としてまたとない珍味とされているのだがどうなんでしょう。
もう1つは『自家製』のシールが貼られたしめ鯖。
まずは生姜をすりおろす。
今夜は料理らしいものはないけど、せめて生姜くらいは自分でやらないとね。
チューブのやつをブチュ〜じゃ味気ないからね。
さて、あん肝はというと、袋から出すと魚肉ソーセージみたいにビニールのフィルムに包まれていた。
これをスライスすればいいのか。
フィルムから出して包丁で切ってみる。
柔らかくてボロボロ崩れる。
しめ鯖も切る。
別に買っておいた大葉も盛り付けて出来上がり。
今夜のお酒は純米酒国士無双。
旭川の高砂酒造のお酒。
できました。
あん肝としめ鯖、それに純米酒国士無双。
まずはあん肝。
う〜ん、魚の肝だなあという味。
濃厚だけど生臭い。
日本酒との相性は良いね。
だけどちょっと物足りない。
そこでこちら ↑ をかけてみる。
醤油皿の生姜もちょっと借用。
おお、だいぶ良くなった。
海底の珍味に日本酒が捗る・・・
というほどでもなく、二切れ三切れあればいいかなというところ。
まあ珍味なんてそんなものか。
★ ★ ★
冒頭の話じゃないけど、今の私といえば仕事もつまらんし、帰ったらネットの動画見ながら酒を飲むという毎日の繰り返し。
動画は主にYouTubeだけど、以前はいろいろ面白かったけど、最近は飽きてきた。
フジテレビと某タレントの一件など興味深く見ていたけど、ちょっと食傷気味でもある。
何だか某タレントと某元アナに何があったのかという話にスポットを当てたがる人も多いけど、そんな下世話なことより私の興味事はテレビ業界が今後どうなるのか。
その辺の話はホリエモンの動画などに詳しいのでさておきます。
この一件でテレビ業界は変わるのかというと、別に大して変わらないんじゃないかな。
電波をほぼ独占している放送利権。
コネ人事、横並び報道、報道しない権利、それに最近話題の性接待。
こんな利権の上に胡坐をかいている業界が変わるわけないじゃん。
昭和の駅前商店街みたいなものか。
昔は利便性の高い立地で、代々商売を営んできて新たな投資も借金もなく商売繁盛できていたのだが、時代が進んで車社会になり郊外にスーパーが進出すると客はそっちに流れてしまった。
客が減ってしまった商店街が、危機打開のために何かするのかというと何もしなかった。
跡継ぎもいなく、世襲の持ち家で特に借金もなく、客が減っても特に困ることはなかった。
危機感も持たず、気づけばシャッター街に。
駅前の顔がゴーストタウンになってしまった。
地方都市なんてそんな所ばかりだね。
そう、時代や環境が変わっても、何も変われずに朽ちてゆく。

テレビ業界もあと数年もすればそんな風に、だれにも相手にされず限られた層だけ相手に商売するだけになるんだろう。
それに本業が赤字でも、不動産収入でやっていけるんじゃない。
私は家にテレビがないのでテレビを見る機会は限られているけど、たまにテレビを見るとテレビ番組の古さを感じる。
古さというのは、時代遅れとかじゃなくて、何も変わっていないということ。
パーソナリティーが90年代あたりからずっと固定なんじゃないかと思う。
90年代といえば、私ら団塊ジュニア世代が20代だった頃。
その時代の感覚を、今の時代でも保っているんだろうね。
そんな私がテレビ業界に違和感を感じるのは、私が異端だからなのかも知れない。
テレビが全盛だった時代のノリって嫌いだったなあ。
私はテレビなどあまり観なかったし、テレビを中心としたエンタメも興味を持たない人だった。
テレビを観ていないと話題が無いのだった。
だから1人でいる方が好きだった。
時代も変わったなあと思うよ。
今は人と話をしていても、テレビ系の話題など何1つ出てこないもの。
だから人と話をするのも昔よりぐんと楽になった。
家にテレビが無いというのがマウントになるくらいだからね。
私など同世代よりも、今のZ世代にシンパシーを感じてしまうよ。
それはともかく、テレビも斜陽産業の1つということだ。
たばこ、新聞、雑誌・・それにテレビ。
いずれも無くなることはないだろうけど、我々の生活からは離れたものの1つになるのだろう。
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