2025年02月08日

純米酒国士無双とあん肝

今週は、やりたくない仕事がやってきてずっとブルーだったのだが、今日で終わってやれやれだ。
やりたくない仕事ってのは電話。

私は死ぬほどの電話嫌い。
昔、携帯電話が普及し始めた頃は、なんて嫌なものが登場したのだろうと思ったほど。
テレアポとかコールセンターにお勤めの方は、心底尊敬いたしますわ。

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気づけば大通公園では雪まつりが始まっていた。
会社の昼休みにちょっと見物に。

電話も嫌だけど、人が多いところも嫌だなあ。
嫌なら行かなきゃいいと言われそうだが、ちょっと外の空気も吸わなきゃね。

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ここのところの札幌の冬は暖冬で、昼間はずっとプラスの気温が続いていた。
そのせいか、雪像の裏をのぞき込むと、雪がボロボロ。

あったかいのはいいんだけど、昼間緩んだ雪が夜になって気温がマイナスになるとコッチコチに凍ってしまうわけで。

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歩道など朝や夜はデコボコのスケートリンク状態。
歩き辛いったらないね。

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さて、その嫌な仕事が終わった金曜の夜。
帰り道に寄った魚屋でしめ鯖とあん肝を買ってきた。

あん肝とはアンコウの肝。
アンコウ鍋に一切れ二切れ入っていたりするのは食べたことがあるが、あん肝として食べるのは初めて。
日本酒の肴としてまたとない珍味とされているのだがどうなんでしょう。

もう1つは『自家製』のシールが貼られたしめ鯖。

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まずは生姜をすりおろす。
今夜は料理らしいものはないけど、せめて生姜くらいは自分でやらないとね。
チューブのやつをブチュ〜じゃ味気ないからね。

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さて、あん肝はというと、袋から出すと魚肉ソーセージみたいにビニールのフィルムに包まれていた。
これをスライスすればいいのか。

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フィルムから出して包丁で切ってみる。
柔らかくてボロボロ崩れる。

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しめ鯖も切る。
別に買っておいた大葉も盛り付けて出来上がり。

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今夜のお酒は純米酒国士無双。
旭川の高砂酒造のお酒。

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できました。
あん肝としめ鯖、それに純米酒国士無双。

まずはあん肝。
う〜ん、魚の肝だなあという味。
濃厚だけど生臭い。
日本酒との相性は良いね。
だけどちょっと物足りない。

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そこでこちら ↑ をかけてみる。
醤油皿の生姜もちょっと借用。

おお、だいぶ良くなった。
海底の珍味に日本酒が捗る・・・
というほどでもなく、二切れ三切れあればいいかなというところ。
まあ珍味なんてそんなものか。

    ★    ★    ★

冒頭の話じゃないけど、今の私といえば仕事もつまらんし、帰ったらネットの動画見ながら酒を飲むという毎日の繰り返し。

動画は主にYouTubeだけど、以前はいろいろ面白かったけど、最近は飽きてきた。
フジテレビと某タレントの一件など興味深く見ていたけど、ちょっと食傷気味でもある。
何だか某タレントと某元アナに何があったのかという話にスポットを当てたがる人も多いけど、そんな下世話なことより私の興味事はテレビ業界が今後どうなるのか。
その辺の話はホリエモンの動画などに詳しいのでさておきます。

この一件でテレビ業界は変わるのかというと、別に大して変わらないんじゃないかな。
電波をほぼ独占している放送利権。
コネ人事、横並び報道、報道しない権利、それに最近話題の性接待。
こんな利権の上に胡坐をかいている業界が変わるわけないじゃん。

昭和の駅前商店街みたいなものか。
昔は利便性の高い立地で、代々商売を営んできて新たな投資も借金もなく商売繁盛できていたのだが、時代が進んで車社会になり郊外にスーパーが進出すると客はそっちに流れてしまった。
客が減ってしまった商店街が、危機打開のために何かするのかというと何もしなかった。
跡継ぎもいなく、世襲の持ち家で特に借金もなく、客が減っても特に困ることはなかった。
危機感も持たず、気づけばシャッター街に。
駅前の顔がゴーストタウンになってしまった。
地方都市なんてそんな所ばかりだね。

そう、時代や環境が変わっても、何も変われずに朽ちてゆく。

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テレビ業界もあと数年もすればそんな風に、だれにも相手にされず限られた層だけ相手に商売するだけになるんだろう。
それに本業が赤字でも、不動産収入でやっていけるんじゃない。

私は家にテレビがないのでテレビを見る機会は限られているけど、たまにテレビを見るとテレビ番組の古さを感じる。
古さというのは、時代遅れとかじゃなくて、何も変わっていないということ。
パーソナリティーが90年代あたりからずっと固定なんじゃないかと思う。
90年代といえば、私ら団塊ジュニア世代が20代だった頃。
その時代の感覚を、今の時代でも保っているんだろうね。

そんな私がテレビ業界に違和感を感じるのは、私が異端だからなのかも知れない。
テレビが全盛だった時代のノリって嫌いだったなあ。
私はテレビなどあまり観なかったし、テレビを中心としたエンタメも興味を持たない人だった。
テレビを観ていないと話題が無いのだった。
だから1人でいる方が好きだった。

時代も変わったなあと思うよ。
今は人と話をしていても、テレビ系の話題など何1つ出てこないもの。
だから人と話をするのも昔よりぐんと楽になった。
家にテレビが無いというのがマウントになるくらいだからね。
私など同世代よりも、今のZ世代にシンパシーを感じてしまうよ。

それはともかく、テレビも斜陽産業の1つということだ。
たばこ、新聞、雑誌・・それにテレビ。
いずれも無くなることはないだろうけど、我々の生活からは離れたものの1つになるのだろう。

posted by pupupukaya at 09:18 | Comment(0) | 日本酒

2025年01月31日

千歳鶴純米酒札幌と牛バラすきやき風煮

ご無沙汰でした。
私はというと、先々週に風邪を引いてしまいましてずっと調子悪く、今週あたりからやっと本調子が戻って来たところです。
でもあれはただの風邪だったのかな?
会社のほかの人たちはインフルエンザでバタバタと倒れて行ったから。
私の場合軽症だったけど、隠れインフルだったのかも知れん。

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今年の冬はどういうわけか1月になっても雪が少なく、日の当たる昼間に外に出ると、もう春先なのかと錯覚するほどだった。
上画像は火曜日の朝のもの。

それがやっぱり札幌だねえ。
水曜日あたりから雪が降り始めて、今日金曜日には普通に雪景色になってしまった。

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上画像は金曜日今朝のもの。
今年は雪が少ないと喜んでいたら、ちゃんとどこかで追いつくものだ。
だけど気温が高くて重くて湿った雪。
ベタ雪ってやつ。

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今日の材料は牛バラ切り落とし。
脂身ばかりで焼くとかなり縮んでしまう安い肉だけど、値段を気にせず食べられるってもんだ。
あとは玉ねぎと生シイタケ。

毎回ながら、簡単にできるものを。

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熱したフライパンで切った牛バラと玉ねぎを焼き始める。

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ちょっと焼き色がついたあたりで砂糖を振りかける。
そこへ日本酒をかけ回す。
どれくらい?
どれくらいかなあ。
大さじ3ってところか。
量ってないのでわからん。

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最後に醤油。
これもどれくらい?
どれくらいかなあ。
大さじ2か3ってところか。

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シイタケを入れて、汁が煮詰まるくらいまでになれば出来上がり。

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今日のお酒は千歳鶴純米酒札幌。
熱燗にします。
徳利を火を止めた薬缶に漬けて3分。
3分はきっちり計った。
ちょっと熱めの燗。

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できました。
牛バラすき焼き風と千歳鶴純米酒札幌の熱燗。

すき焼きには何と言っても熱燗だねえ。
ビールは何か違う気がする。

仕事帰りで疲れた体に熱めの燗酒がキュ〜っと沁みるねえ。
砂糖と酒と醤油だけのシンプルな味付けのすき焼き煮がこれまた燗酒に合う。
もうちょっと砂糖を入れた方が良かったかな。
まあいい、酒の肴だからあまり甘くしない方がいい。

  ★    ★    ★

何だかインバウンドがすごいね。
毎日帰りに市電の窓から見るだけだけど、狸小路とかすすきのとかワンサカと歩いているからね。
かの国じゃ春節が始まったとかで、まだまだ増えるのか。
札幌は来週から雪まつりだから、ますます増えるんだろうな。

先週の日曜に北海道神宮に毎年恒例の祈祷に行ってきたけど、神宮の境内もインバウンドさんがワンサカといた。
今じゃ裏参道側の駐車場に大型バス用の駐車場ができて、団体でやってくるのだ。
もうすでに観光コースの1つになってしまったんだね。
そんな光景もすっかり見慣れてしまったけど。

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 ↑ インバウンドで賑わう北海道神宮と彼ら相手の露店。

それにしても、あれだけワンサカと押し寄せてくるインバウンドたちが落とすお金って、一体どこへ行ってしまうんだろうねえ。
ホテルとか、彼らが利用する飲食店や土産物屋は儲かっているんだろうけど、それ以外は景気がいい話など全く聞かない。
もちろん私自身も何の恩恵もなし。

さびれた街が栄えるとか、巡り巡って私たちの懐に入ってくるのならば大歓迎だけど、ただ大勢押し寄せて荒らし回っているだけならば困った存在だ。
だからといって来るなとも言えないし。

逆に日本から海外へは行き辛くなったよなあ。
まず円安なので向こうでの滞在費が高くつく。
飛行機代も高止まり。
長引くウクライナ戦争のおかげで、特にヨーロッパ方面は高いし時間もかかる。
かといって国内はというと、インバウンドのおかげでホテル代も馬鹿高い状態だし、混んでいるし。

給料も大して上がらんのに、色んなものが高くなって暮らしにくくなったなあ。
これからどう変わるのだろうか。日本人の暮らしは。
いや、すでに変わりつつある。
会社の行き帰りの道を歩いているだけで、明らかに変わったと思うものがいくつも思いつくもの。

これからの日本の暮らしと社会はどう変わるのか。
そういった話はまた次回以降に。

タグ: 社会
posted by pupupukaya at 21:34 | Comment(0) | 日本酒

2025年01月10日

福司特別純米酒とがんも煮物

今更ながらですが、明けましておめでとうございます。
私はといえば、正月明けから本業が忙しくて、気づけば週末かあといったところです。

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仕事帰りは市電で。
この市電も去年の12月から200円→230円に値上がり。
随分と高くなったものだなあ。
値上げしても、それだけサービスが良くなるんならいいよ。

だけど、12月から逆にサービスが悪くなってしまった。
日中ダイヤの減便や所要時間増(1周56分→60分)など。
あと、夕方ラッシュ時は、西4丁目電停に係員が立って中扉からも降ろしてもらえたけど、それもなくなってしまった。

のっけから愚痴ですんません。

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いろいろ文句はありますが、3連休の金曜日。日本酒で一杯やりますか。
材料は、がんも、シイタケ、しめ鯖。
どれも買い置きだったもの。
値引きシールの通り、早く使っちゃわないとね。

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がんもは煮物にします。
まずはお湯で軽く油抜き。
これを忘れると、油っぽい匂いがついてしまうので。

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小鍋にがんもを詰めて並べて、薄めためんみと砂糖、それに日本酒をがんもの頭が出るくらいの量を入れる。

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アルミホイルと小皿で落し蓋。
弱火でコトコトと15分。
そのあとは火を止めて7〜8分放置する。

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シイタケはバター焼きに。
軽く黒コショウして両面焼けたら醤油を垂らして炒めて出来上がり。

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火を止めて8分ほど経ったがんも。
汁を吸って炊けたという感じがする。

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今日のお酒は、福司特別純米酒。
久しぶりに1升瓶の出番です。
これは長い正月休みは、こいつを友にして過ごそうと買っておいたもの。
結局飲まなかったので、今日開けてみよう。

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出来ました。
がんもの煮物、シイタケのバター焼きそれにしめ鯖。
しめ鯖は生姜醤油でいただきます。

今日は純和風の献立になりましたな。
正月のおせち料理より、こちらの方が余程いい。

あの売っているおせち料理の、味のしつこさは何なんだろうね。
過去におせち料理で飲んでいたら、最後に吐いてしまったことがあって、それ以来おせちは大嫌いになってしまった。

福司特別純米酒はずいぶんと琥珀色かかったお酒。
ちょっと吟醸のような風味がする。ちょっと鼻につくかな。
個人的には、普通の純米酒の方が好き。

  ★    ★    ★

最近はこの人 ↓ の話題でもちきりですな。

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 ↑ ネット上で拾った画像。

前髪が妙に人工的な気がするけど、それはともかく。

私はテレビキャンセル界隈の人なので、最近のテレビ事情などさっぱり分かりませんが、とにかく国民的人気タレントだということくらいは知っている。

何でもテレビ局の元女性アナウンサーとのトラブルが、今になって芸能活動も危うくなるほどの事件となり炎上してしまったという話。

事件の内容は、このタレントの彼が会食で女性と2人きりになった際に『重大なトラブル』が起こり、被害者となった彼女に9000万円の示談金を支払ったというもの。

いくらググっても、何が起こったのかは『重大なトラブル』としか書かれていない。
彼の自宅で、しかも周りに仕組まれたように自宅に男女2人きりになる状況にされて、どういうトラブルが起こったかは想像くらいつく。

要は当時のその女性アナウンサーは番組や視聴率のために、彼のホステス役にさせられたということだな。
テレビ局では、新人女性アナウンサーがそういう役割をさせられていたなんて、業界では暗黙の了解事項だった。
まあ、ありそうな話。

芸能界なんて、われわれカタギの世界とは全く違う、いわば水商売みたいな世界だからね。
ホステスさんの世界でそういった接待や営業があるのかないのかと言うと、無いわけないでしょ。

だけど、テレビ局の社員として入社した人は、カタギの世界の人だからね。
中にはタレント化して芸能界に染まってゆく社員さんもいるんだろうけど、入社したばかりの素人のカタギさんに手を出しちゃいかんでしょ。

タレントの彼も、それが当然だと勘違いしていたのだろう。
いつまでも独身貴族なのは結構だけれど、そんなにしたかったらプロとすればいい。

事件のあと、ことの重大さに気が付いて、先手を打って被害者に9000万円という破格の示談金を払って終わらせたわけだ。
被害者には守秘義務という条件付きでね。

それが今になってこうして炎上したのは、一連のことを週刊誌がスクープしたことによる。
被害者当人は守秘義務があっても、知っている関係者は当然いるわけで、そちらには守秘義務はないわけで。

テレビ局側としては、そんなこと当然に行われていた慣習だし、とにかくだんまりを決め込んで、嵐が去るのを待つつもりだったのだろう。
人の噂も何とやら・・・ってね。

それが今はインターネットやSNS、配信動画が全盛の時代。
国民的人気タレントだけに人々の関心も高い。
あっという間に燃え広まってしまったわけだ。

ネット上の情報をむやみに信用するわけにはいかないが、あれこれ見聞きした情報を私なりに要約すると以上のようになりました。

昔は人気タレントに不祥事があっても、テレビ局サイドで握りつぶすことができたけど、情報というものがネットが主流になった今はそう都合良くはいかない。
それに、不祥事の1つや2つは大物につきものだなんて感覚が世間にもあった。
もうそんなこともとっくに昔の話。

スポンサーサイドも、今の企業はコンプライアンスに厳しくなっている。
不祥事を起こしたタレントを起用していればスポンサーも離れてしまう。
なんせ、変な番組のスポンサーになっていると、スポンサー企業の方に一般視聴者からクレームが行く時代だからね。
企業にとっては、テレビのスポンサーになることがリスクの1つになりつつある。

テレキャン界隈の私から見ると、テレビというメディアは終わりへ向かい始めたのではないか。
時代が自分に追いついてきたなあ・・ということを思わせる事件でもありました。

posted by pupupukaya at 20:33 | Comment(0) | 日本酒

2024年12月29日

国士無双カップとがんもどき煮付け

年の瀬ですなあ。
私はというと、仕事納めも終わって、だるい年末年始休暇中。

今日の札幌は午後から雪らしいので、午前中に買い物に行ってきた。
年の瀬だねえ、暮れだねえ、混んでるねえ。
久しぶりにミュンヘン大橋近くのショッピングセンターへ行くと、駐車場は満車状態。
それでも何とか空き区画を見つけて停められた。

お酒に食料品、いろいろ買ってきた。
おそらく今年最後の買い出し。

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年末の買い出しなのだからもっと良いものを買おうと思うのだが、生来の貧乏性。
がんもが半額になっていたのでついカゴにいれてしまった。
このがんもは煮つけにして、帰ったら昼酒のアテにしよう。

というわけで半額のがんもどき。
味付けは北海道民御用達のキッコーマンめんみ。

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がんもどきはお湯に通して油抜きする。
しなくてもいいのだけれど、これをしないと油臭い味付けになる。
さっとお湯にくぐらせてフライパンへ。

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湯通ししたがんもどき4個に、めんみ大さじ3と水1カップ、それに砂糖大さじ1の煮汁で煮込んでゆく。

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アルミホイルで落し蓋。
弱火でコトコトと。

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汁が1/4くらいになるまで煮詰まれば火を止めて放置。
15分くらいしたら、がんもが完全に汁を吸ってしまった。
湯通しからここまで30分くらい。簡単なものだ。

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今日のお酒は国士無双。
旭川は高砂酒造のお酒。
ラベルが麻雀柄なのは、麻雀の国士無双にかけたものだろう。
今日買い物に行ったスーパーで見つけて、面白いので買ってしまった。

もともと高砂酒造は国士無双ブランドのお酒を出していたが、これは中国の2200年前、漢の時代に活躍した将軍・韓信を天下に二人としていない傑出した人材として「国士無双」と呼んだもの。
高砂酒造四代目蔵元が、天下に二つとない酒、後世に語り継がれるような酒にとの願いを込めて命名したのだそうだ。

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できました。
汁を吸って味の染みたがんもどき。

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カップ酒の国士無双は軽い味。
フワッとした感じのお酒。
薄味に炊いたがんもどきとの相性が良い。

  ★    ★    ★

今年も残すところ今日を入れてあと3日。
1年を振り返れば色んな出来事があったなあ。
私的には一番インパクトのあった出来事といえば、隣にモンスタークレーマーが引っ越してきたこと。

あれは2月のことだったね。
うちには2回怒鳴り込んできた。

以前に退去が決まったと、このブログで報告しましたが、あれはキャンセルになったと管理人から伝えられた。
今月初めのこと。

「残念なお知らせが・・・」
と前置きで伝えられた。

「何でも、お金がないから出ていけないと言ってきたんだって」

心底がっかりした。
そりゃ引っ越しするにはお金がかかるからね。
まだこいつにビクビクしながら生活しなきゃならないのか。

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 ↑ ムンクの叫び(意味はありません)

「それでも来月には出すようにすると管理会社は言ってたけどね」

ワンチャンそれに期待するしかない。
しかし、入居者をそう簡単に退去させることなどできるのか?

やれやれと諦めていたころ、金曜日の朝、たまたま管理人に会ったら、隣は昨日退去したと伝えられた。
半信半疑だったが、翌日にはポストに目張りがされていた。
本当だった。
ああ、これで再び平穏な日々が戻ってくる。

隣人はなぜ年の瀬に突然引っ越して行ったんだろう。
これは私の推測ですが、月末を迎えて家賃が払えなくなって出て行ったんじゃないか。

この隣人は最初は夜勤だと聞いていたが、しばらくすると朝出勤して夜に帰る生活になったようだ。
こんなこと言うと、何だかお隣さんを監視しているように見えるだろうがそんなことはなく。

なぜなら、隣が在宅のときはビクビクするし、留守の時は安心して過ごせる。
そんなわけで、隣の動向は気になっていた。

そんな隣人に変化が生じたのは、今年のお盆くらい。
どうも24時間在宅らしいことに気づいた。
こんなことは気配でわかる。

10月になって、朝に掃除の音がうるさいと、2回目に怒鳴り込んできたときは無職だったんじゃないか。
夜勤ガ〜!
夜勤ガ〜!
と怒鳴っていたが、夜に仕事に行っていた感じはどこにもなかった。
毎日毎日、夜は明かりが点いていたしね。

え?
ストーカー?

人聞きの悪いことを言わないように。
何度も言うけど、こんな出来事があったので、隣の動向については気になるわけで。

お盆明けからずっと無職だったんじゃ、そりゃ家賃の払いも苦しくなるだろうな。
滞納していたのかも知れない。
そうだとしたら、管理会社も強気に出られるわけで。
いずれにしても推測の域は出ないが、迷惑隣人は出て行った。

それにしてもなぜ11月以降にこうトントン拍子でことが運んだのだろう。
ひとつ思い当たることは、11月に出雲大社にお参りに行ったこと。

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 出雲大社は縁結び&縁切りの神様。

出雲の神様は縁結びの神様として知られるが、悪縁を切る神様でもある。
わざわざ北海道からお参りにやって来た私の願いを聞いてくれたのではないか。
そう考えると、出雲の神様恐るべし。

私にとってはこれにて一件落着。
お隣さんは・・・知らん。

でも今回のことで、モンスタークレーマーとの向き合い方について勉強になった。
それは・・・

・毅然とした態度で接すること
・自分の方が悪いと思わないこと
・冷酷になること ←これ結構大事

この出て行ったクレーマーにとって誤算だったのは、管理会社も管理人もお隣(私)も強かったこと。
剣幕で怒鳴り込めば、相手は恐れをなして言うことを聞くはずだった。
それが、全部思惑が外れて、結果自分の立場が悪くなるだけだった。
無職になって、お金も底をつき、逃げるように引っ越して行った。
クレーマーの末路だね。

ともかく、これで良い年を迎えることができる・・・
・・と言いたいところだけど、年が明けても問題は山積み。

仕事のこと、家のこと・・・悩みは尽きない。
隣人が引っ越して行ったことは、実は問題の一つが解決したに過ぎない。
ああ・・新年を迎えるのが憂鬱。

だけど、お金や人間関係の悩みではないのは幸せというべきか。

  ★    ★    ★

こちらはおそらく本年最後の記事となります。
本年も、こんなくだらないブログにお付き合いくださいましてありがとうございました。
私はこんな状況ですが、皆様はどうぞ良い年をお迎えください。

ではまた新年にお会いしましょう・・・

タグ: 社会 生き方
posted by pupupukaya at 18:14 | Comment(0) | 日本酒

2024年12月20日

男山 好都合二〇二四純米酒と皿うどん

早いものでもう年末じゃないか。
今年は1年が妙に早かったような気がする。
平々凡々とやってきたつもりだが、思い返すと出来事が多い年回りでもあった。

それはともかく、今日は皿うどんを作ってみよう。

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材料!
マルタイの皿うどん。これはインスタントだけど、皿うどん用の麺を自分で揚げていたら大変だからこれを使用する。
豚肉は使いかけのもの。
野菜は白菜、にんじん、シイタケ。
忘れちゃいけないのが冷凍シーフードミックス。
どうでもいいけど、紅ショウガも用意しました。

肉と野菜はそれぞれ切り分けておきます。

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中華鍋に油を入れ(多めに)、最初に切ったニンジンを炒める。
炒めるというより、この段階では揚げる感じ。
ニンジンのβカロテンは油に溶け出す。これを余すところなく摂取しよう。
これでインフルもコロナもイチコロよ。

ニンジンに油が通ったら豚肉を炒める。

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豚肉に半分くらい火が通ったら、切った白菜の芯の部分を炒める。
芯にある程度火が通ったら葉の部分と切ったシイタケを入れてさらに炒める。
ここで黒コショウをパラパラと振りかけると味が引き締まる。

鉄製の中華鍋なのだから、強火にして炎をボワ〜〜〜ッとやってみたいけど、そんなことしたら火災報知器が作動しかけない。
でも昔、強力な換気扇の付いている部屋に住んでいた時はたまに炎ボワ〜〜〜ッってのやっていたな。
香ばしくて本格中華っぽくなるし、結構ストレス解消にもなったもんだ。

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全体的に火が通りかけた頃にシーフードミックスを投入。冷凍のままで。
う〜ん、シーフードの香りが漂ってくる。

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味付けいきます。
皿うどんの麺に粉末のあんかけスープが付いているけど、ここは自作で。

調味料を鍋に直接入れる。

日本酒半カップ。
味覇(ウェイパァー)小さじ1ほど。
酢、大さじ半分ほど。

なお、分量は一応記したが、実際は目分量です。

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野菜から結構水分が出るので、水は入れない。
ひと煮立ちしたら、醤油をひと回し。

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最後に水溶きした片栗粉を入れてよくかき混ぜるとあんかけになる。

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こちらは袋入りの皿うどんの麺。
油で揚げた麺が四角くなっている。

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油揚げ麺を深皿に入れて軽く掌で押して崩しておく。

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深皿の油揚げ麺に、今できたばかりのあんかけを乗せれば出来上がり。

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今日のお酒は、好都合二〇二四純米酒。
旭川の男山が年1回『おとくやま』として発売しているお酒。
この物価高のご時世にあって、なんと1本1,000円(税抜き)というご奉仕価格で販売している。

箱買いしたいくらいだけど、あればあるだけ飲んでしまうからなあ・・
この間、ふるさと納税の返礼品として贈られてきたビール24缶も、1週間で半分飲んでしまったからなあ・・
ちょっと自制して、最後の1ケースは残してある。

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さて、好都合二〇二四純米酒であります。
グビ・・・

これはクセのあるお酒。
男山は結構パンチのあるお酒だが、そのパンチ力を凝縮したらこうなるのか。
ラベルに、
『新年度の仕込みを前に、在庫分をブレンドしてつくりました』
とある通り、甘みの部分が熟成してコクや香りに変化した感じ。
上手く説明できないな。

これにあんかけの皿うどんが妙にマッチする。

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パリパリの油揚げ麺に肉と野菜とシーフードのあんかけ。
シイタケの風味もあって、和製中華みたいに仕上がった。

クセの強い今日のお酒によく合うこと。
そういえばちょっと紹興酒のような感じもしなくはない。
だから中華に合うのか。

  ★    ★    ★

なんだか色んなものが急に高くなったなあ。
スーパーへ買い物に行くと、値札を見るたびにため息が出る。

滅多に行かないコンビニなんか、たまに入るたびに値段が上がっている気がする。
5年位前の感覚で店に入ると、あまりの高さにたまげるもの。
1割増し2割増しなんてレベルじゃないよ、確実に5割り増しかそれ以上になっている。

材料費も燃料費も人件費も上がっているので、仕方ないことではあるのだが。
給料がそれに比例して上がるのなら文句はないのだけどね。

せめて減税でもしてくれればいいんだけど、そうした話はあまり出てこないね。
最近は『年収の壁を103万円から178万円に引き上げ』なんて話題が持ちきりのようだけど、自分には関係がない話。

先週の週末に、あちこちのガソリンスタンドで給油待ちの行列を目にしたけど、あれは石油価格の高騰を抑える政府の補助金が縮小されることから値上げを見込んでの駆け込み需要なのだと知った。
うちは車はあまり乗らないのでガソリン値上がりの影響は少ないけど、冬の時期に灯油の値上がりは困るなあ。
それに、ガソリン値上がりは巡り巡って商品やサービスの値上がりへと波及してしまう。

札幌は市電とバスが今月から30円値上がり、JR北海道も来年春に値上がりが決まっている。
こちらも人手不足と燃料費の値上がりなどがあって仕方ないことだ。
値上がりした分サービスが良くなるんなら文句はないけど、バスは本数が減る一方だし、市電も冬ダイヤから若干減便となっている。

日本社会がどんどん縮小に向かっているんだなあということを実感する。
特にインフラ、与党、マスコミ・・・
今まで安定していたと思っていたものが、目に見えて縮小を始めた。
今年はそんな1年だった。

一方で大きくなるものは何だろう。
インターネット、SNS・・・
こちらの世界は拡充する一方だなあ。

インターネット動画のユーチューブも個人の動画がすごいね。
林立しすぎて、最近はちょっと食傷気味な感もあるけど、こんなのばかり観ていてたまにテレビなど観るとつまらんこと。
特にワイドショーやバラエティーなんて、いまだにこんな周回遅れなことやってるのかという意味で逆に新鮮だったり。
そりゃスポンサーも逃げていくわな。

こうした流れはしばらくは続くことは間違いないだろうな。
これは占いでも予言でもなく、トレンドとして捉えれば自ずと行く先は見えてくる。
行きつくところまで行って、こりゃあ駄目だとなるまで続くのだろうか。

タグ: 社会
posted by pupupukaya at 20:29 | Comment(0) | 日本酒
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