2020年01月17日

チリ産ワインとフィンランドのチーズ

ワインなど普段はあまり飲まないが、食材によってはどうしてもワインを合わせたいときもある。
今夜の食材はチーズ。
去年の年末のフィンランド旅行で、自分への土産として買ってきたものだ。

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チーズ2種類とパン2個はヘルシンキ市内のスーパーで購入したもの。生ハムのパックは今日買ったもの。
真ん中の黄色のチーズが250g入りで1.99ユーロ(約249円)、右のブルーチーズは100g入りで1.49ユーロ(約186円)。
どちらも日本で買えば3〜4倍はするだろうなという価格。

奥のライ麦パンとラスティックブレッドはそれぞれ0.79ユーロ(約99円)。

フィンランドは物価が高いと言われているが、スーパーで食品を買っている限りはそんなことは無く、乳製品や肉製品は逆に日本より安いくらいだった。

高いのは嗜好品や菓子類、日用雑貨なんかも高め。
日本の百均のような、安くて高クオリティーの物は無く、それなりの物はそれなりにという感じで値段がついているといった感じ。

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ブルーチーズは青かびのチーズ。
パックから出すと強烈な匂いを放つ。

向こうでもよく食べていたのだが、こんな強烈だったかなと思うが、日本と向こうにいる時では感じ方が違うのだろう。
逆に海外で醤油の匂いを嗅ぐと強烈に感じる。

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パッケージに『オルテルマンニ』(OLTERMANNI)と書かれた円形のチーズは、日本でいうところのナチュラルチーズ。

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スーパーで買ったパン2種。1つはボソボソしたライ麦パン。これもチーズとよく合う。
今日の日のため、持って帰ってきてから冷凍庫に入れてあった。

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ワイン2種。
これは帰り道のドラッグストアーで買ってきた。
チリ産で、どちらも1本522円。

売り場にたくさん並んだワインは、どれがどんなものなのか分かるはずもなく、一番目立つところに置いてあった特売品で、これなら間違いはないだろうと赤と白1本ずつカゴにいれた品。

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チーズを切って、生ハムを添えた皿はオードブルのようになった。
奥の黒いのはバター。これもフィンランドで買ったもので、もう使っている。

パンは全部食べるかな?と思ったが、2個分全部皿に盛った。
パンは山盛りでなければならない。
皿に1個だけというのは、どれだけ高級料理を並べてもケチ臭く見えていけない。

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チリ産の『フロンテラ』(FRONTERA)という赤ワイン。
ひと口飲むと軽い感じ。赤ワインにありがちなドボッとした感じはない。

これに臭くて塩味が効いたブルーチーズが合わないはずがない。
マリアージュってやつだね。
これに合う日本酒は・・・と考えたが思いつかなかった。

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バターは200g入りで2.09ユーロ(約261円)。これも日本のスーパーで買えば倍以上の値段がしまっせ。

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誰にも遠慮なく、たっぷりとパンに付けてかぶりつきます。
舌の上でバターがじわ〜っと溶け出して、噛むと脂が染み出してきて、口と鼻がバターの香りでいっぱい。

そこに赤ワインを流し込む。

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三角に切ったチーズを見ていて思いついた。
これをハシに刺して、ガスコンロで炙ってみる。

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焼いているうちに餅みたいに膨らんできた。

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トロトロに溶けて、ハシから崩れ落ちそうになったタイミングでパンにのせる。

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おお、これはアルプスの少女ハイジに出てくるアルムオンジのチーズパンではないか。

ボソボソのパンにトロリと伸びるチーズがこれもまたよく合う。

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ワインを飲んでいるとテーブルの上が散らかってくる。
ハシも用意したが面倒なのでだんだん手づかみになってくる。

赤ワインのボトルがカラになったので、今度は白を開ける。
ちょっと甘い白もチーズとの相性は悪くない。

ワインも2本空けてしまった。
大好きなチーズとバターをたらふく食べられて今夜は満足。

私は子供のころからチーズとバターが大好きで、これは今も変わらない。
パンは外側がガチガチに硬くて、中ももっちりではなくボソボソのがいい。
これにバター(マーガリンじゃないよ)をたっぷり塗ってチーズをのせてかぶりつくのが好きだ。

でも日本でガチガチのパンって本格的なパン屋でも行かないと手に入らないねえ。
しかも高いし。

チーズとバターにしたって、日本ではなんでこんなに高いのだろうか。
しかも年々値上がりする一方。
このあたりの事情をネットで調べてみたが、原因はいろいろあるようだ。

posted by pupupukaya at 22:04 | Comment(0) | ワイン

2020年01月10日

千歳鶴純米と貝焼き味噌

寒いのう。
前はこんなに寒がりじゃなかったのだが、歳とともに寒さに弱くなってきたようだ。

こんな時は熱燗で一杯といきたい。

炬燵があればいいのだろうが、うちにそんなものは無く、せいぜいストーブに当たりながら。

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材料はボイルホタテ(安かったから)、かまぼこ(色付けに)、しめじ。
玉子、玉ねぎは買い置きの物。

ネギは本当は長ネギの方がいいのかな。
でも家の料理ってのはあるものを使っていかないとね。

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小鍋に酒50mlと水100ml、みりん大さじ2を張り、そこに粉末だし小さじ1を入れて火にかける。

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玉ねぎ半分をスライス。
半分は多かったな。切った分の半分だけ鍋に入れて、あとは取っておこう。

これは無駄になるのではなく、明日みそ汁の身にしたりインスタントラーメンに入れたりとすぐに使える具材となる。

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かまぼこもスライス。
無くてもいいのだが、これからもダシが出るし、色どりも良くなる。
別にナントカ映えとかではないが・・・

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ホタテ。今回はボイル済みの物。
生の方が良いのは言うまでもないが、ぜいたくを言ったらキリがない。

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しめじは1株の半分を石づきを取ってバラして入れる。

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フタをして、しめじに火が通るまで煮ます。

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味噌大さじ山盛り1を溶き入れる。

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玉子は2個。溶いておく。

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最後に溶き卵を入れ、軽くかき混ぜる。

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また一煮立ちしたら火を止め、フタをしてしばら蒸らしておく。

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今夜の酒は千歳鶴純米。
寒い中歩いて帰ってきて、これをさすがに冷で飲む気はしない。

本当は湯煎で燗をするのが一番いいのだが、面倒なので火燗(ひがん)にする。

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買ったのは10年くらい前だろうか、直火用の土瓶とっくり。
手っ取り早く燗酒ができるので便利だ。

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弱火でじわじわと温めてゆくのだが、燗酒というものは付け具合が難しい。
ぬるいと物足りないし、熱すぎると台無しだ。

何度も土瓶を触って確かめるのだが、器自体が熱くなっても中の酒まで熱が伝わっているのかわからないしね。
50℃くらいが良いとされているが、温度計を差しこんでまでという気はしない。

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できました。
ではこいつを肴に始めましょうぞ。

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ホタテから出たダシと玉子が絡んでトロトロ。
これをご飯の上に乗せてワシワシとかき込むのも良し。
口の中の味が消えないうちにお酒をグビッとやって流し込むのも良し。

ご飯に合うものはお酒にも合うのだ。

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貝焼き味噌は青森県の郷土料理。
ボイル済みのベビーホタテと玉ねぎでは別物という感じがしないでもないが、玉ねぎ臭さがこちらは北海道風と思えなくもない。
スライスしたジャガイモを入れても良いかな。

お酒は札幌の地酒、千歳鶴。辛めのお酒。
帰り道のスーパーで買ってきた物。

帰り道に寄ることができるスーパーは、日本酒の選択肢は少ない。
もっと色々な銘柄のを飲んでみたいが、売っていないものはしょうがない。
近所に品ぞろえの良さそうな酒屋があり、今度はそこで買ってみようか。


それにしてもスーパーやコンビニのお酒売り場に並ぶのは輸入物のワインばかり。
そりゃ商売だから売れ筋なので幅を利かせているんだろうけど、日本人の日本酒ファンとしては何だかなあといつも思う。

ワイン=オシャレ
日本酒=オッサン

というイメージを何とか払拭できないか日々考えているのだが、これといった策も思いつかない。
と言ってる自分自身もオッサンなので、説得力を持たないのである。

日本酒のイメージが悪化したのが戦後のあの悪名高い『三増酒』と呼ばれる、水で3倍に薄めて醸造用アルコールと糖類をぶち込んだ、いわゆる普通酒ってやつ。

あと日本の宴会文化だろうなあ。
会社の忘年会なんかで飲んで騒ぐけど、きっちり作法や上下関係もあるってやつ。
そりゃ女性や若者からは避けられるわな。

俺も飲み会ってやつはあまり好きではない。
好きではないと言いつつもついつい出てしまうのだが、気持ちの半分は付き合い上ということもある。

その席で、いい気になって日本酒を熱燗で注文なんかして、うんちくなんか垂れている自分がいる。
その頃からタガが外れてきて、だんだん熱弁になってきて、何しゃべっているんだかわからなくなってきたころにお開きとなる。

そのうち若い人が赤ワインをグラスで飲んでいるのを見つけた日には、

おい、青年!

なんて言い出すかもしれない。
もう完全にオッサンだね。

しかし宴が終わって帰宅すれば自己嫌悪感が襲ってくる。

やっぱり酒は家で一人で飲むのがいいなあ。
それか相手と差しか。

何の話だっけ。
ああ、日本酒のイメージね。

かようなことから、飲み会で日本酒など飲まぬことだろうな。
(オッサンばかりの会ではこの限りではない)

ま、若い人や女性が日本酒など飲んでいたら、
「おや、粋なものを飲んでおられますな、私も一杯いただこうかな」
なんて言ってご相伴にあずかるのがベストだろう。

でも最後には大声で熱弁を振るって、帰ったら自己嫌悪という同じことになるに決まってる。

posted by pupupukaya at 20:17 | Comment(0) | 日本酒

2019年12月28日

フィンランド編 カルフビールとチキンマリネステーキ

母さん、ぼくはいまフィンランドは北の果て、北緯66度にあるロヴァニエミという町にいます。
ヘルシンキから乗った夜行列車で着いた町は最果ての、雪明かりがぼんやりと照らす寂しい町なのでした。

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冒頭は文学的にしてみました。

いまいるところはフィンランドのロヴァニエミという町。
冬はオーロラ鑑賞の拠点として、観光客でにぎわう町であります。

今夜の宿は、キッチン付きのアパートホテルというやつ。
ホテル本館の離れになる場所で、広くて1人で泊まるにはもったいないような施設だが、オーロラ鑑賞シーズンとあってここしか取れなかった。

しかし、おかげでスーパーで食材を買ってきて料理ができるというもの。

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スーパーのビールコーナー。
黒い缶でクマのイラストのカルフビールが人気。

500ml缶が2〜3ユーロ(300円台程度)と、物価高のフィンランドにしてはビールは意外と高くなかった。

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ホテルの離れになるアパートメント。

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お邪魔しますよ (^^♪
何だか友人の家にでもステイするみたい。

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キッチン上の棚には食器や鍋が並ぶ。
安物の食器と思いきや、よく見るとイッタラ(iittala)といったフィンランドブランドの物が多い。

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スーパーで買ってきた食材。

キッチン付きとはいえ、旅行中の身分。あまり面倒な料理はできない。メインは味付きのチキンを買ってきた。
それとジャガイモ。

こっちへ来てから野菜らしい野菜は食べていない。ビタミン補給をということで、ジャガイモを2個買ってきた。

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メインの『Marinoutu Paistisuikale』は訳すとチキンマリネステーキ。
要は味付けのパック入り肉。

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ジャガイモは4つに切ってレンジでチンします。

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ラップが無いので皿でフタをする。

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レンジで2〜3分。

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味付け肉をフライパンで焼く。

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どういう味かわからないので、焼いてからのお楽しみだったが、焼いてみると普通の風味。
醤油ベースでないのは確かだが。

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チンしたジャガイモと焼いたチキンを皿に盛る。
チキンマリネステーキ ボイルドポテト添えといったところ。

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カルフビールもグラスに注いで1人乾杯。

奥の容器はドレッシング。ジャガイモ用に買ってきた。
ワインビネガーの酸味が効いたフィンランドらしい(?)風味だった。

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自炊と言えども、温かい料理が安くいただけるのはありがたい。
アパートホテル万歳。

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これもスーパーで買ってきたゴマをまぶしたライ麦パン。
アゴが壊れるほど固いパンだが、噛み締めていると旨味が伝わってくる。

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チーズはブルーチーズだった。
これをパンと一緒に噛み締める。

口中にライ麦パンとゴマの風味、それにブルーチーズの濃い香りとコク。
ああ、もう異国情緒に酔いしれる。

それをビールで流し込めば至福のひと時。

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もう自分の家にいるような気分になってきた。
フィンランドの家庭は靴を脱いで上がるのが一般的。
このホテルの部屋も、日本みたいに玄関に土間があって、普通にそこで靴を脱いで上がってきた。

靴を脱いで生活していると、出張先の安旅館にいるのと気分的には変わりない。

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フィンランドでは黒い缶のカルフビールが目立った。
こちらでは一番人気のビールなのだろう。

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窓の外の雪を見ながら、暖かい部屋で冷たいビールを飲むのが北国の贅沢。

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窓の外に雪降り積もる。

明日の列車は遅れなければいいが。
これは北海道も同じ。

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部屋で飲んだカルフビール各種。
同じ銘柄でもアルコール度数によって種類が分かれる。




タグ: 洋食
posted by pupupukaya at 21:32 | Comment(0) | ビール

2019年12月06日

特別純米酒瑞穂のしずくと醤油煮チャーシュー

木曜日、退勤後にちょっと用事があって白石方面から車で帰宅する途中、普段は行かないスーパーに寄った。
だからといって、これといったものも無いなあと思っていたら、北海道産豚モモブロックが100g55円(税抜き)を発見。

なんでこんなに安いのか知らないがカゴに入れた。
これは醤油で煮てチャーシューだな。

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材料は豚モモブロックと醤油のみ。
玉子は茹で玉子にして味玉にしよう。カボチャは付け合わせ用。

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今日作るのはチャーシューというか煮豚。
醤油で豚肉のかたまりを煮るというもの。

レシピではお酒を入れて、生姜やネギの青い部分とか八角などの香辛料を入れたりとかあるけれど、今日は醤油のみ。
チャーシューを作るのは結構楽しく、いろいろ入れたくなるけれど、今日は醤油だけで煮込んでいきます。

醤油の量は肉が半分と少し浸るくらい。
本当は肉が浸るくらいのがいいんだろうけど、醤油がもったいないのと、吹きこぼれたらガス台を汚してしまうのでね。

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肉の大きさに見合った小鍋で煮込む。
1人前のうどんなんかを煮込むサイズのホーロー鍋。550gのかたまりではちょうどよいサイズだった。

蓋をして沸騰したら超弱火でコトコトと煮る。

30分たったら肉をひっくり返してまた煮込む。

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キッチンは豚肉と醤油の入り混ざった匂いが充満。
換気扇の外では、このうちはチャーシューを作っているなとすぐにわかるだろう。

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30分煮てひっくり返し、また30分と計1時間煮込んだ豚肉。汁には脂の膜が覆っている。

火を止めて蓋をしたまま、このままひと晩放っておく。
ここまでは木曜夜の作業。

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明けて金曜の朝。
鍋の中は白いラードが汁の表面を覆っていた。

これを見たときの感想は、朝起きて外を見たら雪が積もって真っ白になっていたというのと似ている。

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フォークで固まった脂を取り除きます。
この脂はラードとして料理に使えるのだが、直近で使うものが思い浮かばず捨ててしまった。

汁気を含んでいるので炒め油として使うと油がはねる。炒め物には向かない。
ラーメンに入れるくらいかなあ。
チャーハンに混ぜると美味しそうだが。

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茹で汁は捨てずにとっておく。
これは普通に調味料として使えるし、次回チャーシューを作るときに、これに醤油を継ぎ足して使えばよい。

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味玉用のゆで玉子を作る。
沸騰したお湯に酢を大さじ1ほど入れ、玉子をスプーンに乗せてヒビが入らないように、そ〜っとお湯に入れる。

茹で玉子は沸騰したお湯で茹でる。これがうちのやり方。
沸騰するまではガンガン強火、玉子を入れたら弱火にする。こうすれば早くできるし、玉子の殻もツルンときれいに剥ける。
茹で時間は10分。半熟がいいなら7〜8分といったところ。

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殻をむいたゆで卵はポリ袋に入れ、チャーシューの汁を大さじ2ほど入れ、空気を抜いて縛っておく。
ポリ袋はスーパーでガメてきたやつで十分。
てゆうか、金出して買った箱入りのポリ袋は隙間があるようで汁が垂れてくるので使えないのだがどうなってるんだ。

鍋に水を張って玉子が入った袋ごと沈めると空気は簡単に抜くことができる。

チャーシューも別のポリ袋に入れて玉子とともに冷蔵庫へ。
そして今週最後の出勤。1日寝かしておきます。

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やれやれ今週もやっと終わった。
お疲れさまでした。

カボチャ。
これは圧力鍋で蒸かす。

まずはスプーンでタネを取り除く。
このタネも食べ方があるようだが、面倒なので捨てます。

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カボチャを切るのは結構怖い。
包丁の刃が折れそうで怖い。

でも一旦刃が入ると、ストーンと一気に刃が通る。

よく『竹を割ったような』という表現があるが、カボチャを切ったようなという表現もアリだなとカボチャを切るときいつも思う。

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ひと口大に切ったカボチャを圧力鍋に置いた蒸し台の上に並べる。皮を下に向けてね。
上から軽く塩を振る。こうすると甘みが増すようだ。

底に水を張って、お酒少し入れて酒蒸し風にする。こうすると香りが良くなる。

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圧力鍋は沸騰して錘が振れたら60秒。
これはタイマーなんかできっちり計る。
多ければベチャッとした蒸しあがりになるし、少ないと固くなる。

60秒経ったら火を止めて、10分ほど熱が取れるまで放置。

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朝に漬けておいた味玉と昨夜煮たチャーシュー。

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チャーシューはスライス。
う〜んいい色。

ラーメンに入れればチャーシュー麺だね。

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ラーメンならばそのまま載せれば良いが、このまま食べるには冷たいし脂も固まったままだ。
小皿に乗せ軽くラップをかけて電子レンジで1分。

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今夜のお酒は特別純米酒瑞穂のしずく。『江別の地酒』とラベルにあるが、栗山町の小林酒造のお酒。
江別産米百%使用とある。江別市は郊外に行くと水田が多く、じつは米どころであったりもする。

1升瓶で2530円もした結構高めのお酒。
ボーナスも出たことだし、たまには贅沢してもいいんでないかい。

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ストーブもガンガン炊いて、加湿器の水も満タン。
帰り道にGEOでレンタルDVDも借りてきた。

金曜日、映画を観ながら今夜はじっくりと飲りましょうぞ。

『北の錦』の文字が入った栗山老舗まつりで小林酒造で買ったぐい飲みを使う。
サイズもデザインも手ごろなので家で日本酒を飲むときに使っているが、今夜は本領発揮といったところ。

お酒は小林酒造らしく琥珀色が強め。

ひと口・・・う〜ん、スーっと口へ、喉へ、鼻へ、飲みやすいというか上品というか、とにかく高い酒は違うなあ。
上手く表現できないがこんな感じ。

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醤油だけのチャーシューは塩分も程よく、醤油と豚肉のアミノ酸たっぷり。
脂分が抜けた分、ボソボソとした食感は拭えないが、そこはまあローファットのヘルシー食ということで。

でも日本酒にはまたとないアテになる。
ビールではこうはいかないな。ワインならば醤油が喧嘩する気がする。

ウイスキーの水割りとかロックならばいい感じかな。

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 味玉の色は中途半端に染みた感じだが、漬け汁が煮詰まった醤油なので味は中まで染み通っている。
黄身のボソッとした感じと白身のツルンとした食感が好対照なのがゆで玉子。

これに日本酒が合わないはずがない。

チャーシューを1かじり、お酒をチュルッと。
味玉を1口、お酒をジュルッと。

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カボチャを忘れてはいけませんよ。

圧力鍋で1分間蒸かしただけのカボチャは、中はホクホク、ひと口食べると甘〜い。
香りはメロンのよう。

圧力鍋、軽く塩、お酒を少し、これだけで安物のカボチャが、シンデレラもびっくりの魔法にかかったようになる。

これもまたお酒に合う。
小林酒造の酒は、ボソボソ系によく合う気がする。

新十津川の金滴は味噌仕立てなどのネットリ系、旭川の男山は焼き鳥などのプリプリ系が得意のようだ。
その酒造会社によって得意な肴が違うのも面白い。

いろんな酒を飲んでいて、これだけは言えるというのが1つだけあって、日本酒はその土地で造っているものが一番美味いということ。
日本酒の酵母って、その地方の気候とか風土によって作られているんじゃないだろうか。

例えば、たまに山形県とか新潟県の美味しいお酒を貰ったりするが、家で飲んでみると、美味しいとは思うが何か違うなあと感じるのはそのせいだろう。

別に他県のお酒が北海道産より劣っているということではなく、他県で北海道産のお酒を飲んでも同じように感じるのではないか。
北海道は美味しい日本酒が多いと思っているが、全国的にはあまり名が知られていないのはそのせいもあるのかもしれない。

北海道を旅行される皆さん、道内ではぜひ道産の日本酒を飲んでみてください。

本州で飲むのと全然違うから。

・・・って、べつに酒造会社から何も貰ってませんよ。

タグ:野菜 中華
posted by pupupukaya at 21:21 | Comment(0) | 日本酒

2019年11月15日

千歳鶴純米と自作しめ鯖

10月中は暖かい日が続いていたが、11月に入ってから急に寒くなった。
8月のバカみたいな熱波からず〜っと温暖が続いていて、寒さというものをすっかり忘れていたころの急な冷え込みで、体調を崩した人も多いだろう。

私も風邪を引きかけたが、そこは根性で治した。
根性と言っても、1日に何回もうがい薬でうがいするというもの。あとプロポリスのど飴。

寒くなれば鍋と熱燗と・・・

であったが、冷凍庫に冷凍塩サバを見つけた。
スーパーの特売で1枚125円で買っておいたもの。

焼いてご飯や弁当のおかずにしても良いが、またしめ鯖にしようと思ったわけだ。

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今回は材料と分量を記します。

   【材料】
 冷凍塩サバ・・・・・・・・2本
 酢(できれば純米酢)・・・50cc
 砂糖・・・・・・・・・・・大さじ1
 昆布・・・・・・・・・・・鯖と同じ長さ分1枚

今回の鯖はノルウェー産の骨取り塩サバ。
骨取りは酢漬けしてからの骨を取る作業が無いのでおすすめだ。
普通の鯖だと、包丁で腹の骨やエラを取り除いたり、骨抜きで骨を抜いたりと大変だ。

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冷凍サバは凍ったまま酢に漬け込む。

漬けるのは、密閉できるフリーザーパックがあればいいのだが、あいにく切らしていたのでスーパーでガメてきポリ袋を使用する。

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フリーザーパックなら50ccだが、今回は密閉できないので多めの70ccを入れる。

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砂糖大さじ1を酢に良く溶かす。

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ポリ袋に砂糖を溶かした酢と冷凍サバを入れてバットに置く。このまま冷蔵庫へ。
ここまでは木曜日夜の作業。

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1晩明けて金曜日の朝。
酢に漬けておいた鯖の身はきっちり締まっている。

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外側の薄皮をはがす。毒ではないが、これを忘れると食べたときにビニールのような食感が残るのでね。
これは身の隅っこを軽くこじって引っ張ると簡単に剥ける。

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もうこのまま切って食べられるが、今度は昆布締めにする。昆布は軽く水で濡らして5分ほど置いて柔らかくしておいたもの。

腹の方を内側にして昆布を挟む格好。
昆布を3枚にして両面から挟めばと思うが、そこまでする必要もないようだ。

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昆布を鯖で挟んだ格好。

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ラップでぐるぐる巻きにする。昆布締めのため、きつめに巻く。
このまま冷蔵庫へ。

では仕事に行ってきます。

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昨日の夕方から降り続いた雪は道路上にも積もっていた。
いよいよ冬かあ・・・

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ここからは金曜の夜。

朝、昆布を挟んでラップでぐるぐる巻きにした鯖は、がっちりと固くなっていた。
昆布が鯖の水分を吸い取り、逆に昆布の旨味が鯖に染み込んだ格好だ。

平日の作業という都合上、1晩と丸1日かかってしまったが、酢に漬けるのと昆布締めにするのは、それぞれ3時間もすればOK。
休日にやれば、午前中に仕込みを始めれば夕方には出来上がる。

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今日はもう帰ってきたら切るだけ。

ひとつは垂直に切る平切り。真ん中に切れ目を入れるのはしめ鯖独特の切り方。
これを入れることで身の中に残っている小骨を断ち切るというわけだ。
この鯖は骨取りなので骨の心配はいらないが。

もう1本はそぎ切りにする。
寿司なんかにするときはこちらの切り方。

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今夜のお酒は純米千歳鶴。帰り道のスーパーで買ってきたもの。

いつもは冷でやっているが、今夜は熱燗。
お燗用の土瓶があったので、火燗(ひがん)にすることにした。

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お酒を注いだ土瓶を弱火にかける。

お燗というのも結構難しいもので、ぬるいと物足りないし、あまり熱くしすぎてもお酒の風味が飛んでしまう。
どのくらい付けるかというのも湯煎でやるか火燗でやるかでも違う。

ぬるめが好きならば人肌くらい、熱めが好きならば50度くらい。
土瓶に手を当てて熱さを見るが、これも結構難しい。表面が熱くなっても、中の方はまだぬるかったりするからだ。

器に温度計を差せば一発で分かるが、酒を飲むのにそんな無粋なことはするものか。
調子を見ながら加減を見ながらというのもお燗の楽しみだ。

もうこんなもんかな・・・と火を止める。

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できました。

しめ鯖と熱燗。
薬味はおろし生姜と大葉です。

刺身ならばワサビということになるが、脂の多いしめ鯖は生姜が合う。

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身が締まって脂がたっぷりと乗ったしめ鯖。
口の中でじわ〜っと脂と昆布の旨味が溶け出す。

そこへ純米千歳鶴をチビリと。

千歳鶴は辛口の酒。
酒は辛ければいいってもんじゃないというのが私の持論だが、脂の乗ったしめ鯖は辛口の酒が良い。

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大葉で包んで食べると、さっぱりとした味わいになる。

しめ鯖というと、よく真空パックで売っているけど、あれは美味いと思えるものは少ない。
1本500円以上もする高級品ならばどうだかわからないが、そう簡単に手が出るものではないし。

冷凍サバで自作ならば1本150円もかからず、高級品にも劣らないクオリティーのものが出来上がる。

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寒い日は熱燗に限る。
1本目は瞬く間に飲んでしまった。また2本目を付けてくる。

ああ〜冬が来てしまった・・・

妙に人恋しい季節である。
1人酒もいいけど、差しつ差されつなんてのもいいんじゃないか。

「ささ、どうぞ一献」
「やや、これはかたじけない」

時代劇か!
と突っ込んでみたり・・・

今日は金曜日。完全週休2日のありがたみをかみしめながら、今夜は徹底的にやるぞ〜 (^^♪

明日は車の運転もないし。

車と言えば、先月車のボンネットの傷を自分で修理してみた。
傷と言っても別に事故ったわけではなく、石なんかが当たって剥げたところが気になっていたからだ。

この傷を埋めて再塗装したら見事に失敗。
正面から見たら斑らになっているのがはっきりわかるくらい。

フロントだから目立つしなあ・・・
あれから思いっきり凹んでいた。
私が時折深いため息をついていたのはそのことだった。

しかしみっともないので、意を決して板金屋に持っていくことにした。金額も覚悟した。
先週、車を持って行って再塗装を見積もってもらったら2万円+税とのこと。
来週にやってもらう予約をした。

やれやれ、これで忌まわしい悩み事から解放される。
今夜はその前祝ということにしよう。

ま、自業自得の悩みだからね。

しかも別に悪いことしたわけじゃないからね。最初から板金屋にもっていけばよかっただけなんだけどね。

今回に限らず、私はどうも1つの出来事で深く悩んでしまうタチがあって困ってしまう。

一昨年だったか、道を歩いていたら知らない人に道を尋ねられ、これも知っている場所だったので教えてあげた。
その人は丁寧にお礼を言って去っていった。

しばらくしてから、まったく嘘を教えていたことに気が付いた。

あっ (; ̄Д ̄)

もう後の祭り。訂正はきかないからね。
そのあと1週間くらいうなされていた。

一昨年、豊平の北洋銀行の前で北海学園への嘘の道を教えたのはこの私です。

ごめんなさ〜い

あーすっきりした。

タグ: 和食
posted by pupupukaya at 20:54 | Comment(0) | 日本酒
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